Google検索で出てこない「X」っていつになったらGoogleに認められるの?
- 2023/8/14
- ニュース
2023年7月24日に、イーロン・マスク氏がTwitterを「X」へ変更するリブランディング戦略に舵を切った。
Twitterのアイコンが青い鳥から白黒の「X」に突然変更され、話題に。
それから約3週間。
検索エンジン界の王者Googleでは、いまだに「X」と検索しても上位に表示されず。
7月8日に公開された映画「X エックス」が出てきて、次に皮肉にも日本が誇るヴィジュアル系ロックバンドの「X JAPAN」。
「X エックス」と検索しても、ログイン画面すら検索結果に表示されずのまま。
これ、厨二体現してるみたいですね。
急遽のリブランディングで、準備もままならないままロゴだけ変えておこうということだったのかもしれませんね。
X上で、皮肉られてるX(旧Twitter)
なぜGoogle検索エンジンで上位に表示されないの?
Xのアプリ開けば閲覧できるので特に不便は感じませんが、GoogleにTwitterからXにリブランディングされたことを認識してもらえていないのは、サービスのブランディングとしての欠陥でもありますよね。
なぜGoogleが認識しないのか、その理由は明確です。
GoogleがまだTwitterだと認識している理由
上記の通り「X」のGoogleの表示結果には、いたるところに「Twitter」の表示が…。
これは、Googleの構造化データと呼ばれていて、サイトのコンテンツとウェブ上の参照元ページとの両方を考慮して、自動的に生成されています。
Xのログイン画面などを見ても、ページタイトルに「Twitter」という文字列が使われてるんですよね。
それとウェブサイトのURLとなるドメインもまだ「twitter.com」のまま。
まだまだ整備中なのかもしれませんが、全世界で5億人以上のユーザーが使用しているアプリケーションのブランドとしては、このリブランディングはイーロン・マスク氏の思い付きで進められたというのが伺えますね。
ドメインの変更ってただ単に変更すればいいというわけではなく、それに伴う調整コストがめちゃくちゃかかるんです。
これまでのtwitter.comのURLを消えてなくなるので、共有されていた情報も変更となりますしね。
さて、いつになったらこのおかしな現象がおさまっていくのか…。
道のりは長く険しそうです。